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プロローグ・・・それは悲劇の始まり。
平成13年12月22日午後、海上保安庁は九州南西海域で※不審船情報を入手し、巡視船・航空機で追尾を開始した。追尾に加わった巡視船は「あまみ」「きりしま」「いなさ」。巡視船は数回、威嚇射撃を実施。一時、不審船は前甲板から出火したが高速後進で消火に成功し、さらに西へ向かって逃走を続ける。
接舷を試みる巡視船に対し午後10時9分、不審船は銃器、ロケットによる反撃を開始し「あまみ」「いなさ」が被弾。巡視船は遂に正当防衛として射撃を加えた。その数分後、工作船は自爆を起こし水深90mの海底に没した。乗組員は15名前後と思われるが、ある者は船と一緒に、あるいは水面を漂いながら海中に没したという。
※平成14年10月4日、政府は不審船を北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の「工作船」と特定した。その後
「工作船」と呼ぶ。
関連サイト/海上保安庁
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見学日時/平成15年11月8日
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工作船のスペック
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全長30m/幅5m/エンジン4機(ロシア製・約1,000ps×4)
/ 時速30ノット(55Km) / スクリュー4軸/ 子船1艘
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工作船は2004/02/26横浜へ移動しました。秋に公開予定。 |
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船の科学館
川西飛行機/二式飛行艇一二型がお出迎え
駐車場横に鎮座する本物の海軍の飛行艇。当時としては世界水準を超える飛行艇だったそうです。戦後、米軍は、この飛行艇を本国に運びいろいろテストを行いました。その後、米海軍基地で保存されていましたが、昭和54年日本に返還されました。他の日本軍機に比べ、幸運な機といえるでしょう。
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エントランス
当初は平成15年9月までの展示予定だったようですが、好評?に応えて延長されました。工作船の見学だけは無料になっています。(船の科学館や宗谷などは有料)
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工作船の見学順路
船体後部右側から始まり、船首、左舷側(タラップ)船尾左という順路に設定されています。
見学までの待ち時間は0でした。見学終了は夕方4時となっています。
ガードマンがかなり多いです。また、近くの船着き場には巡視船が停泊し、常時監視しています。奪還や破壊を警戒しているとの説明でした。ここも最前線です。
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